【BI技術者認定試験対策】糖の違いを見抜く!「核酸の基本骨格」を攻略
DNAとRNAは、どちらも「糖・リン酸・塩基」が連なったヌクレオチド鎖ですが、その土台となる『糖』の種類に決定的な違いがあります。構造の根本を整理しましょう。
1. 問題:DNAとRNAを構成する糖
【 問題 】 核酸の基本骨格を構成する五炭糖(炭素を5個持つ糖)について、DNAを構成する糖( A )と、RNAを構成する糖( B )の組み合わせとして正しいものはどれでしょうか?
① A:リボース、B:グルコース
② A:デオキシリボース、B:リボース
③ A:リボース、B:デオキシリボース
④ A:フルクトース、B:ガラクトース
2. 正解:核酸の化学構造に関する正解
正解: ② A:デオキシリボース、B:リボース
3. 解説:名前の由来は「糖」にあり
そもそも「DNA」や「RNA」という名称自体が、これらを構成する糖の名前に由来しています。
[ 核酸の名前と糖の関係 ]
★ DNA(Deoxyribonucleic acid:デオキシリボ核酸)
・骨格の糖:デオキシリボース
★ RNA(Ribonucleic acid:リボ核酸)
・骨格の糖:リボース
[ デオキシってどういう意味? ]
・化学において「de-(除去)」+「oxy(酸素)」は「酸素が1個抜けた」という意味です。リボースの2位の炭素についた水酸基(-OH)から酸素が抜け、水素(-H)に置き換わったものが「デオキシリボース」です。
★ DNA(Deoxyribonucleic acid:デオキシリボ核酸)
・骨格の糖:デオキシリボース
★ RNA(Ribonucleic acid:リボ核酸)
・骨格の糖:リボース
[ デオキシってどういう意味? ]
・化学において「de-(除去)」+「oxy(酸素)」は「酸素が1個抜けた」という意味です。リボースの2位の炭素についた水酸基(-OH)から酸素が抜け、水素(-H)に置き換わったものが「デオキシリボース」です。
1. 試験のポイント: 「DNA = デオキシリボース」「RNA = リボース」の対応は超必出です。酸素が1個少ないデオキシリボースを持つDNAの方が化学的に非常に安定しているため、長期間の遺伝情報の保存に適しています。逆にRNAは分解されやすく、一時的な伝令役に向いています。
2. バイオインフォの視点: データ構造に例えるなら、骨格である「糖とリン酸」は配列のインデックスやポインタのような不変の共通フレームワークです。バイオインフォマティクスが分析ターゲットとする文字列(A, T, G, C, U)は、このフレームワークにぶら下がっている「塩基」の部分だけを抽出したものと言えます。
4. まとめ
「DNAはデオキシリボース、RNAはリボース」。名前の頭文字(DとR)と完全に一致しているので、セットで覚えてしまえば迷うことはありません。核酸の構造問題の土台となる知識ですので、確実にインプットしておきましょう!
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