忍者ブログ
バイオインフォマティックス技術者試験、情報処理試験など、IT系の試験を基礎から勉強します。また、Javaなどプログラミングを勉強します。

【生物学問題】個体ごとの多様性を生む基礎!「変異」を攻略

同じ生物種であっても、個体ごとに形態や生理機能などの形質に違いが見られる生命現象の基本用語について整理しましょう。

1. 問題:同種個体間に見られる形質の違い

【 問題 】 同じ生物種の個体間において、遺伝的な要因や環境的な要因によって生じる形質(形や性質)の違いを何と呼ぶでしょうか?

① 変異   ② 分化   ③ 進化   ④ 相同

2. 正解:生物の多様性と遺伝に関する正解

正解: ① 変異(Variation)

3. 解説:遺伝的変異と環境的変異

変異には、親から子へ受け継がれる「遺伝的変異」と、生育環境(栄養や気温など)の影響で生じる「非遺伝的変異(環境変異)」の2種類が存在します。

[ 変異の分類と進化への影響 ]
遺伝的変異:DNAの塩基配列の変化(突然変異など)や減数分裂時の遺伝子組み換えによって生じる、子孫へ継承可能な違い。
環境的変異:環境因子の影響によって後天的に生じる形質の違い。子孫には遺伝しない。
自然選択(自然淘汰):遺伝的変異を持つ個体群の中で、生存や繁殖に有利な変異を持つ個体が次世代に多く子孫を残すことで、生物の進化が起こります。

1. 試験のポイント: 「同種の個体間に見られる形質の違い=変異」です。「分化(細胞の役割が決まること)」や「進化(世代を超えて集団の形質が変化すること)」といった他の基礎概念と混同しないよう、言葉の定義を押さえておきましょう。
2. バイオインフォの視点: ゲノムデータ解析において、個体間の塩基配列の違い(ゲノム変異)を検出・解析するプロセスを「Variant Calling(変異呼出し)」と呼びます。1塩基の違い(SNP/SNV)や数塩基の欠失・挿入(Indel)をリファレンスゲノムと比較・検出(GATKなどのパイプラインを使用)し、疾患関連遺伝子の特定や系統解析に活用します。


4. まとめ

「同種の個体間に見られる形質の違い=変異」です。システム開発で言えば、同じインターフェース(同種)を実装していても、設定値や内部処理のパラメータ指定によって出力結果や振る舞いに差が生じる「インスタンスごとの差分」のような概念ですね!



PR