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バイオインフォマティックス技術者試験、情報処理試験など、IT系の試験を基礎から勉強します。また、Javaなどプログラミングを勉強します。

【Officeスクリプト入門】値を変えたくない時に使う!「定数(const)」の宣言方法をマスターしよう

前回はデータの入れ物である「変数(let)」について解説しましたが、今回はもう一つの重要な入れ物「定数(ていすう)」について解説します!

プログラムを書いていると、「途中で中身を絶対に変えたくない(変えられては困る)値处理」が出てきます。そんな時に使うのが定数です。基本的な書き方と、変数との違いをスッキリ整理しましょう。

0. 文法:定数の宣言には「const」を使う

Officeスクリプトで定数を作る(宣言する)ときは、const というキーワードを使い、その後ろに「定数名」を書きます。

変数(let)は後から中身を別の値に入れ替えることができますが、定数(const)は「最初に決めた値を後から絶対に変更できない」という強力なルールを持っています。

1. 実践サンプル

それでは、エディタに以下のコードを貼り付けて動かしてみましょう。円周率のように「世界中で決まっている変わらない値」を定数として宣言し、画面に出力するコードです。

function main(workbook: ExcelScript.Workbook) {
  // 定数 PI を宣言して、初期値 3.14 を代入する
  const PI = 3.14;
  
  // コンソールに定数の値を出力する
  console.log("円周率:" + PI);
}

2. 実行結果

スクリプトエディタの右上にある実行ボタン(よこむきさんかく ▶)を押すと、画面下部の「出力」タブに以下のように表示されます。

  円周率:3.14

ワンポイント・アドバイス

なぜわざわざ「const(定数)」を使うの?
「中身を変えられる let だけ使っていれば、大は小を兼ねるから良いのでは?」と思うかもしれません。しかし、あえて const を使うのにはプログラミングにおいて非常に重要な理由があります。

  1. うっかりミス(バグ)を防げる
    もし const PI = 3.14; と書いた後に、コードの別の場所で間違えて PI = 5.55; のように値を上書きしようとすると、Officeスクリプトが「定数だから変更できません!」と実行前にエラーで教えてくれます。これにより、計算ロジックが途中で狂ってしまうバグを未然に防ぐことができます。
  2. コードが読みやすくなる
    他の人(あるいは数ヶ月後の自分)がコードを見たときに、const で書かれているだけで「あ、この値は最初から最後まで変わらない決まり文句なんだな」と一目で理解できます。

現代のプログラミング(OfficeスクリプトのベースであるTypeScriptなど)では、「基本はまず const を使い、後から値を書き換える必要がある時だけ let を使う」というのが、綺麗で安全なコードを書くための鉄則(ベストプラクティス)とされています。ぜひこの意識を持って使い分けてみてくださいね!


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