アプリケーションのセキュリティ設計
SLDC のそれぞれのフェーズで、セキュリティに関しては、次のような活動を含む
〇要件定義
要求をもとに、何をする、何をしないかを明確にする
ユースケースを書くときは、利用者の誤った使用についても
考慮する必要がある
また、この工程では、リスクについて、分析し、理解を深める
〇設計
設計段階では、システム全体および個々のコンポーネントレベルでの
セキュリティ対策を考える
システム全体では、ソフトウェアに対する攻撃の防御策を考え
脆弱性や脅威のインパクトから、デザインを決定する必要がある
コンポーネントレベルでは、それぞれのコンポーネントをどのように作るかを決定する
〇実装
次のようなことに、気をつける必要がある
・適切なエラーハンドリング
・適切な入力チェック
・適切な暗号の利用
・SQL Injection対策
SQLで利用されるInput は、検証済みのものにする
・エラー画面や、ログから、重要な情報が漏れないようにする
・ネットワーク上に、重要な情報を、平分で流さない
・ディスク等に重要な情報を残さない
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